零~月蝕の仮面~リマスター版クリアしたぞ~

ゲームの話です。

この「零~月蝕の仮面~」とは、和風ホラーアドベンチャーゲーム。
どんなゲーム簡単に言うと、

怨霊の写真を撮って除霊しながら謎を解いていくゲームです。

…あれ?なんかすごく面白くなさそう。
説明下手すぎか。

違うんです。
めちゃくちゃ面白いんです。

これは、「濡鴉ノ巫女」のワンシーンです。

この「写真を撮る」というのも、ただパシャパシャ撮るのではありません。

怨霊相手なので、もちろん襲ってきます。
その動きの中に「シャッターチャンス」というものがあり、その時に撮影すると大きなダメージを与えられます。

さらにそのシャッターチャンスの中に、さらなるシャッターチャンス、フェイタルフレームというものがあり、このフェイタルフレームにタイミングよく撮影すると、コンボを繋げられ、さらなる大ダメージを与えられるのです。

このフェイタルフレームが爽快爽快!
フェイタルフレームが発生すると、「カンカンカン!」という特有の音で知らせてくれるのですが、この瞬間にバシャーン!バシャーン!バシャーン!とコンボ繋げて、最後に強化レンズでトドメ!
となると、もう脳内快楽物質ドバー!です。笑

そうそう、「強化レンズ」という言葉がありますが、このカメラ、様々な強化をしていくことができます。
例えば基本性能。
与えられるダメージや、射程距離、フィルム充填速度、霊力吸収力などを、怨霊を倒したポイントで強化していきます。
これが、どれを優先して強化するか本当に迷う。
強化する能力を間違えると、イージーでもかなりハードな難易度になります。笑

さらに「強化レンズ」というものもあり、こちらは自分で好みの能力を選んで装備します。
大ダメージを与えるものや、倒した時のポイントが増えるもの、怨霊の動きを遅くするものなど、いろいろなものがあり、怨霊ごとに対策を練るのも楽しいです。

こうやって、どんどん強い怨霊と戦えるようになり、ストーリーを進められる、そういったバランスも素晴らしいです。

この零はシリーズもので、この「月蝕の仮面」は、4作目、最初はWii Uで発売さたものです。

零シリーズを並べると。

2001年 PS2 零(無印、サブタイトル無し)
2003年 PS2 零 紅い蝶
2005年 PS2 零 刺青ノ聲(こえ)
2008年 Wii U 零 月蝕の仮面
2012年 Wii U 零 深紅の蝶(紅い蝶のリメイク)
2014年 Wii U 零 濡鴉ノ巫女

となっています。
Wii Uの月蝕の仮面、濡鴉ノ巫女は、それぞれ2023年、2021年にリマスター版として、switch、PSで発売されています。

私が初めてプレイした零は、2作目の「紅い蝶」でした。
というか、もう20年経ってるのね…(時の流れガタガタブルブル)

当時の私はゲームは好きだったものの、RPGと牧場物語系のシミュレーションしかプレイしたことがなく、この「ホラーアドベンチャー」なんて、そもそもそんなジャンルがある事すら知りませんでした。

そんな私が、なぜこの紅い蝶をプレイしたのか。
それは、たまたま見たプロモーション映像にめちゃくちゃ魅了されたからです。

当時の技術としては、映像はかなりキレイだったと思います。
さらに、不気味で怖いのに、目を離せない映像、「え?これどういうゲームなの?」とどんどん知りたくなるような演出。
そして最高にマッチした美しい音楽…
まぁ、このゲームのために書き下ろされたものなので、当たり前といっちゃ当たり前なのですが。

零シリーズは、全シリーズを通して「天野月子(月)」さんがテーマ曲を提供してくださっています。

零の世界観、ストーリー、それらを完璧に表現されていて、全曲本当に最高なんですよ!✨

まぁそんなわけで、紅い蝶をすぐに購入、プレイ。

いや~、ハマるハマる。

怖いです、めっちゃ怖いです。
トラウマレベルです。
なのにプレイする手が止まらない。

「アドベンチャーゲームってこんなに面白いの…?なんで今まで知らなかった…!」
と感動すら覚えました。

零シリーズは、ただ怖いだけじゃないです。
悲しくて、切なくて、そして美しい…✨
あとついでに、やるせない笑

日本特有の怖さ、そして美しさの表現が本当に素晴らしい。

ストーリーもしっかりしていて、とにかく続きが気になってやめられない。

クリア後は、すべての難易度をSSランククリア、加えてミッションもSSランククリアでトロコン、その上また最初からやり直す、というくらいどっぷりハマりました。

その後はすぐに初代「零」を購入し、プレイ。

でもこの初代零、めっちゃくちゃ難易度高いです。笑
怖さもかなり上位ランクですが、それよりも難易度の高さに泣きながらプレイしました。笑
それでも、紅い蝶同様、すべてSSランク&トロコンしたという狂いっぷり。

そして2年後に3作目、「刺青ノ聲」が出ると知ったときは発売日に店に走りました。笑

一言で言うと、PS2・3部作は最強、最高傑作です。

ゲームシステムも正統進化しながら、どんどん奥深くなっていく。
そしてこの3部作は繋がっているのですが、とてもきれいな終わり方。

刺青ノ聲も、もちろんSS、トロコン、それでも最初から何度もプレイ、やりました。笑

そして、その後は続編を待ち続けるも、なんと発売されたハードがWii Uという悲劇!!!
私、Wii U持ってないがな!

というか、そんなに好きならハード買ってでもやらない?
と突っ込まれそうですが、私、あのWii特有のヌンチャクコントローラー?
モーションセンサーのやつ、めっちゃくちゃ苦手なんです。

たぶん、下手くそすぎてまともにプレイできない、と思い、月蝕以降の零は、やりたいけどできない!で、ずっと未プレイでした。

けれど2021年、10年近い時を経て、なんとWii Uの「濡鴉ノ巫女・リマスター版」がswitch&PSで発売されたんです!

これはめっちゃくちゃ嬉しかった…!

濡鴉ノ巫女、ストーリーの一部にちょっとショックはあったものの、こちらも本当に面白くて、どっぷりハマりました…!

そして、今年2023年には「月蝕の仮面」もリマスター版発売。

…というか、これをクリアして、その感想を書こうとしていたのに、ただの零語りになっていた。笑

零に関しては、本当に全シリーズ全力で語りたいので、そのうち書こうと思います。

まずは、先日クリアした「月蝕の仮面」について書こうと思いますが、なんか前置きが長くなったのでまた次の機会に。

月蝕の仮面・リマスター版のクリア後感想ブログ

引っ越しが本格的に近づいてきました。
ブログ、毎日更新とか言いながらすでに守れてない日が出てきていますが、できる限り頑張ります!

では!