コロナっぽいなにかになって、その後コロナ後遺症っぽいなにか?になった話・2

コロナっぽいなにかにかかった話→こちら

コロナっぽいなにかになった後の後遺症っぽいなにかの話→こちら

さて、9月の頭の月曜に発熱し、食欲がゼロになってしまった私。
おまけに生理になってしまい、ひどい下痢と栄養不足で脱水症状?低血糖?らしきなにかになって木曜に失神、というのが前回までの話です。
失神後は、手作り経口補水液をちゃんと飲むようにしました。(笑)

食欲は土曜あたりから戻ってきて、フルーツジュース→ウィダーインゼリー→スープ→フルーツと、少しづつ食べられるように。
そして失神から1週間後の木曜には、おにぎりとお味噌汁を完食!

おにぎりを食べる人のイラスト(女性)

おにぎりとお味噌汁って神の食べ物だったったのね…!✨
と、無駄に感動するくらい美味しかったです😭

が、その幸せもつかの間。
食後から急に右上の奥歯が痛み出します…

私、風邪を引く少し前に、この右上の奥歯のかぶせ物が取れてしまい、歯医者さんに通っていたのです。
本当は発熱した翌日に新しいかぶせ物をする予定だったのですが、念のため約2週間延期してもらい、来週の月曜に予定変更。
その時は仮詰め状態でした。

うーん、痛い…
だけどこのくらいなら月曜まで我慢できるかな…?

虫歯の女性のイラスト

と思っていたのですが、時間がたつにつれ痛みがどんどん増していきます。
無理無理!これは無理!
明日、金曜だけど早めに診てもらおう!
と、その日の夜はカロナールを服用し、乗り切りました。

そして翌日、朝一で歯医者さんに駆け込もうとすると…

本日臨時休業ですぎゃぁぁああああああぁぁぁああ!!!!!

これはマズい。
痛みは全く良くならず、むしろ増すばかり。
おまけにカロナールも効かなくなっていて、明日まで我慢するのも無理!!

というわけで、近くの歯医者さんにすぐ診てもらえないかと手あたり次第電話。
でもやはり、予約必須なところばかりで…
4件目でやっと見つかり、すぐに直行。

診てもらった結果、どうやら痛んでいる歯は仮詰めしてある歯ではなく、その隣の歯だろう、とのこと。
この痛んでいる歯は、昔根の治療をした歯で、その根っこの周りに細菌が入って炎症を起こしていると。

そしてこの時、担当医師さんに聞かれたんですよね。
「最近、高熱出たりしました?」
えっ!?なんで分かるの!?とびっくりしましたが、
高熱などの後、一時的に免疫力が急激に落ちることで、弱い歯が炎症を起こしてしまい激しく痛む
というのはすごくよくあることなのだそうです。

とにかくその歯のかぶせものを取り、根っこに薬(抗生物質)を入れる治療をすれば大丈夫とのことで、
「お願いします!今すぐお願いします!」
と半泣きで懇願(いや、ほんともう冗談抜きで痛かったんです泣)したのですが…

「すみません…、かかりつけの歯医者さんがある場合、対処療法のみで、治療はできないでんです…」

いやーんうっそーん

いや、分かります!
同時進行で治療して、万が一何か起こった時、どちらの病院が原因か分からないですもんね!
いやでも!でも!この痛みは本当に無理!
なんとか!なんとかお願いします!
と粘ったのですが、ダメでした…

お医者さん曰く、「抗生物質を服用するだけで回復する方もいるから!」と、その日は抗生物質と痛み止め(ロキソニン)をもらって帰宅。
抗生物質が効いてくれることを信じ、「明日かかりつけの歯医者さんに行こう、それまで頑張ろう!」と、その日は家で大人しくすることに。

が、しかし。

痛みの限界突破発生。
ガンガン痛みが増してきます。
痛み止めのロキソニンも効かない。
いや、厳密にいえば、1時間くらいは効きます。
しかも効果は微々たるもの。
痛い、これは本気で痛い。

右上の奥歯だけだった痛みは、右上の歯、歯茎全体に広がり、さらに舌の右側、右下の歯と歯茎全体にまで浸食。
しまいには顔面右側全部が激痛…

歩くだけで響いて痛い。じっとしてても痛い。
もうウィダーインゼリーすら食べられない。
それどころか水を飲むのすら激痛。

1時間、わずかに効くロキソニンだけが希望で飲むものの、胃が空っぽで今度は胃をやられる。

踏んだり蹴ったりっすわ。

その日は本当に地獄でした…
顔面右側激痛に胃痛と吐き気。
こんなに長い夜は、線維筋痛症がマックスで酷い時以来でした…

そして翌日!
かかりつけの歯医者にまた朝市で突撃!!!

「祝日のためお休みです」ぎゃいやあぁぁあああああぁああああ!!!!!!!

絶望。
そして狂ったように、祝日でも診てくれる歯医者さんを再度探す。(本当に耐えられなっかったんすよ…)

わずかな望みを持って祝日オッケーの歯医者さんに行ったものの、やはり
「かかりつけの歯医者さんがあるなら治療はできません…」
「それから、抗生物質は少しずつ血中濃度を上げていくものなので、2、3日しないと効果は出ませんね…」
とのこと。

ここではさらに強力な痛み止め、ボルタレンと、胃薬をもらって帰宅…
けれど案の定ボルタレンも効かず、胃はさらにヤられ…

かかりつけの歯医者さんが開くまであと1日半…
絶望の中、ただただ耐えるしかありませんでした…

でも人間、耐えられるものですね。
というか、耐えるしかないってだけだけど…💧

そして土曜の午後、夜、日曜朝、昼、夜…

やっと、やっと月曜の朝が来ました…!
新しい朝が来た!希望の朝だ!喜びに胸を開け!!!

…でもね…
月曜の明け方くらいから、なんか痛み引いてきたんです…💧
多分、抗生物質が効き始めたんだと思います。

このタイミングでかよ!!!!

と、嬉しいやら、タイミングの悪い自分が悲しいやら。(笑)
まぁ、それでもやはり痛みは残っていたため、朝一で診察をお願いしました。

予約よりだいぶ早かったのに、快く受けてくださってありがとうございました…!

さて、例の、根っこの周りに炎症が起きているという歯、かぶせ物を取り、薬を入れてもらいました。
ただこの根の治療、炎症がおさまるまで続けなくてはならず、早くても2週間はかかるだろ、とのこと。
ただ私、痛みがだいぶ引いただけでもう頭ン中パラダイスだったので、何カ月かかろうが構わんよーーーくらいのテンションでした。

でもこの今回の歯の痛み、本当に本当にキツかったです…
私は痛みにかなり強い方だと自負しているのですが、この痛みはもうレベルが違いました。

線維筋痛症がマックスで続いた時の痛み、苦しみと比べたら…?
歯の痛みは、「あと〇日待てば治療できる…!」という望みがあったのでその点はマシだったかもしれませんが、線維筋痛症のように、治療法がない、この痛みがいつまで続くか分からない、という状態だったら、辛さはどっこいどっこいだったと思います。
それほど辛かった。

ハッキリ言って、39.5℃の熱なんて屁みたいなレベルでしたよ…
正直、風邪が一番楽でした。(笑)

そんなわけで、高熱の後、失神やら歯の痛みやらと色々出てきて、風邪よりもその後の方が1000倍辛かった私。

この経験から、今ちょくちょく見る「コロナ後遺症」を自分なりに考えてみました。

そう、「コロナ後遺症」って、「自律神経失調症」なんじゃないのか…?

なぜこの考えに至ったのか、続きます。