前回これを書こうと思ったのですが、なぜか零語りで終わってしまいました。
ので、今回こそ月蝕の仮面の事を書こうと思います。
さて、1週目はイージーでクリア。(零シリーズは周回前提のゲームです。)
率直な感想。
ストーリー、意味分からん。
次はノーマルでクリア。
やっぱり分からん。
3度目の正直、ハードでクリア。
やっぱり納得いかない。
というわけで、ストーリー説明サイトや考察サイトを見てみたんですが、どーもしっくり来るものがない…
というか、月蝕の仮面の考察サイト自体が少ないですね💧
いや、ストーリー自体は分かるんです。
分からない、というより、納得がいかない。
なんか矛盾?
え?どういうこと?なんでこうなるの?
と感じる箇所が多かった。
まず月幽病について。
朧月島(ろうげつとう)特有の風土病で、少しずつ記憶、自我がなくなっていき、最終的には精神崩壊し、「咲く」状態(顔が歪み、原形をとどめなくなってしまう。)になってしまう病気。
しかし、患者のほとんどは「咲く」前に何らかの方法で自ら命を絶ってしまう。
この「咲く」は伝染し、「咲いた」状態の患者を見た人は、同じく咲いて死んでしまう。
そのため、「咲いた」患者は、顔の皮をはぎ、伝染しないようにする。
……なにこの病気?
ちょっと唐突すぎて??です。
自分なりの考えですが、
・朧月神楽の際、「器」は、死者の魂をその体に受け入れ、「魂の根源である場所」、「霊域」に、死者の魂たちを連れていく。
その影響(たくさんの死者の魂を受け入れる)ことで、自分が誰なのか分からなくなってしまう?
・器の舞を見て月幽病を発生することが多い→器を見ることで、自身も共鳴してしまう?
なのかな?と。
次に朧月神楽。
本来の正式な名前は帰来迎(きらいごう)。
帰来迎は死者の魂を慰めるための儀式で、「器」と呼ばれる巫女が仮面をかぶり、「奏」と呼ばれる5人の子供たちの楽器(鈴や太鼓、笛など)の音楽に合わせて舞を舞う。
「器」は、その体に死者の魂を受け入れ、「霊域」と呼ばれる、魂の根源である場所に連れていく。
帰来迎には「裏」の儀式と「表」の儀式があり、
「表」は死者の魂を慰める、という「表向きの」もの?
「裏」は、「器」の魂を霊域に飛ばし、浄化することで「月幽病を治すため」のもの?
だから帰来迎は、本来「月幽病を治すための儀式だった」てこと??
宗也も「魂を慰める必要があるのか?」って言ってたし…。
でも「月幽病」を治すには、完成された「月蝕の仮面」と、「月守の巫女の月守歌」が必要になる。
だけど、過去に真の月蝕の仮面を完成させたのは宗悦だけ。(ここではひとまず宗也の仮面は置いといて)
しかも、その宗悦の作った月蝕の仮面での帰来迎は、月守歌がなかったから失敗して、無垢の日を起こしてしまった。
ん?おかしくない?
つまり、過去に月幽病を治した前例はないってことでは…?
そして月守の巫女たち。
なんでいなくなっちゃったの??
めちゃくちゃ朧月島にとって必要な存在では??
迫害されてたとはそういう描写はなかったと思うけど…
なんで、月守の巫女たちは、存在を隠すように生きるようになっちゃったの?
う~ん、考えれば考えるほど分からない…
あと朔夜。
重度の月幽病で、治療のため帰来迎に挑むが、失敗して咲いてしまい、「死んでいるのに生きている」という状態になってしまった。
地下で眠り続けて、2年後に目覚め、「無垢の日」を起こし、島中の人を咲かせて全滅させてしまった。
そしてその5年後、また目覚めて、今度は世界規模で人々を咲かせ、全滅させようとしてる。
えーと、まず朧月島に人たちを全滅させてから5年間、何しとったん…?
なんで5年後にまた目覚めたん…?
さらには、「無垢の日」は回数を追うごとに規模が広がっていって、
1回目は島の人たちが咲いて多くの人が死んでしまった、でも地下に逃げた人々は助かり、その子孫が「帰来迎」を封印し、「朧月神楽」に変えて静かに暮らしていた。
2回目、朔夜の帰来迎が失敗し、今度は地下に逃げた人々も助からず、島は全滅。
で3回目、朔夜がもう一回「無垢の日」を起こし、今度は世界が全滅…
いや、これはさすがにちょっと…汗汗汗
そもそも、1回目の帰来迎失敗で無垢の日を起こした「器」はどうなったの?
1回だけ無垢の日を起こして終わりなのに、朔夜はなぜコンティニューができるのだ??
…あ、今思いついたけど、1回目の器は、生き残った島民で止めたとか…?
でも見ただけで死んじゃうのに、止めることなんてできるのかな…?
さらに何で2年後、5年ごと間隔があるのか。
どういう周期?
朔夜の気分次第??
細かいかもしれないけど、今までの零シリーズって、結構こういう細かい所も考えられてたからなぁ…。
今回の月蝕の仮面は、どうしても疑問ばかりが残ってしまった。
ただ、私が単純に馬鹿だから、説明されてるのに理解できていないだけって可能性も大いにあるのも否定できないのが悲しいところ。
さて、これまではストーリーについての不満?だったけど、次はシステムについてのこと。
足が遅すぎるとか、怨霊が全く怖くないとか、パズルが一部鬼畜すぎるとかはまだいいとして…
なんでフェイタルフレームのカンカンカンがないんじゃーーー!!!!
もうこれが最大の不満でした…
零って言ったらあのカンカンカンでしょー!?
あれを合図にフェイタルコンボ決めていくのが楽しいのに、なぜ失くした!?
というか、あるんだけどちっさくて爽快感皆無なんよ!!!
他のすべては許せても、これだけは許せん…!
というくらい、フェイタル時の音がない(変わった)ことが悲しかった…
この月蝕の仮面、個人的には零シリーズの中では一番夢中になれなかったです…
ただ、さんざん文句言っといてごめんなさい。
和ホラーゲームとしては、とても素晴らしい完成度だと思います。
あくまで「他のシリーズと違って」という部分が多いため、(そもそも月蝕の仮面自体がスピンオフみたいな感じだから仕方ないのかも。)不満もありましたが、やっぱり時間を忘れてプレイしてしまうくらい楽しかったです!✨
零シリーズは、本当に貴重な和ホラーゲームなので、ぜひこれからもシリーズを続けていっていただきたい…!
いや、続きの新作でなくてもいい!
今度はぜひ、「初代零」、「紅い蝶」、「刺青ノ聲」のリマスターをお願いします!!
リメイクは、「深紅の蝶」で色々「………」となったので(まぁプレイ動画を見ただけなんですがね…)、個人的にはリマスターで十分です。
リメイクしなくても十分に完成度の高い作品だと思うので✨
あー、語った。
次は私を零にどっぷりハマらせた、「紅い蝶」のことでも書こうかな。
さて、明日はついにマンションの引き渡し。
明後日は引っ越しと、忙しくなるので、ブログは少し休むかもです。
無事に新居に移れますように。