9月の頭ごろ、突然の39.5℃の高熱をだし、本当に何年かぶりに風邪を引きました。
コロナは検査した結果陰性でしたが、おそらく何度か検査すれば陽性になったと思います。
というのも、まず風邪を持ってきたのは夫、さらにその大元は会社。
会社の同じ部署の人の中でコロナが流行っていたそうです。
そしてコロナ復帰すぐの同僚と海外出張になり、飛行機でずっと隣同士だったと。
夫の会社では、コロナ陽性になったときのみテレワークを許可してもらえます。
コロナになった同僚の方々は、熱が下がって仕事はできる元気はあるけど、出社してうつしたら申し訳ない。
だからせめて1週間くらいはテレワークをと希望していたのですが…
みんな、「なかなか陽性にならないんだよね、だから陽性になるまで検査やった」
…とのこと。
だいたい平均3回くらいで陽性になるとのことでした。
検査キットの精度…(苦笑)
だからおそらく、私達もしつこく検査すれば陽性にはなってたと思います。
そんなわけで、「おそらくあれは『コロナ』といわれるものだった」という前提で話を進めてきます。
ここから先の文章は、あくまで「私個人がコロナを経験して思った個人的な考え」です。
「多分そう思う」というもので、けして押し付けたり「こうなんだよ!」と主張したいわけではありません。
さて、最近騒がれてる「コロナ後遺症」
これっていったい何?
この「コロナ後遺症」が出る可能性があるため、新型コロナに対して大きな不安や恐怖を感じ、「絶対かかりたくない!」と思っている方も多いと思います。
実際私も、高熱や関節痛などの風邪症状は3日ほどでおさまりましたが、やはり1ヶ月くらいは倦怠感が抜けず、↑で書いたいろいろな不調が出てきました。

(書くのを忘れていましたが、味覚障害?的なものもありました。
ただこれは、「変な味がする」といった症状ではなく、「ほとんど味がしない、分からない」という症状で、その時鼻の奥がすごく詰まっていたため、そのせいもあったかもしれません。)
ただ私が思ったのは、
そりゃあんだけの高熱出て、すぐ回復する人なんてそういないでしょ
ということです。
私の高熱は、39.5℃が半日ほど続きました。
39.5℃が一般的にどのくらい高いのかは分かりませんが、少なくとも私の人生ではマックスです。
まぁそれでも、40℃超えの熱が1週間続いた!
と言われている方もいるので、私はかなり軽い方だったんだと思います。
その軽い私でも、しばらく全回復できなかった。
高熱が出るという事は、体の中の免疫が全力で戦っているという事。
安静にしていても、激しい運動をしているのようなものです。
しかも高熱が続けば、食事をとるのもきつくなる方も多いでしょう。
それでどんどん栄養不足になっていく。
激しい運動をしているのに、栄養が取れず、ただ消費されていく一方。
そんな状況が長く続けば続くほど、熱が下がっても、しばらく疲れが残る、元の体調になかなか戻らない、ということになっても仕方がないと思います。
また、コロナ後遺症でよく見かける「味覚障害」「嗅覚障害」
これも、「栄養が不足する」ことから起こるものではないかと思っています。
味覚や嗅覚に必要な栄養素は、ズバリ「亜鉛」
そして現代日本人は、日常的に「亜鉛不足」になっている方が非常に多いと言われています。
高熱により亜鉛がさらに不足して、それで起こるのが「味覚障害」、「嗅覚障害」なんじゃないかと。
実際、「亜鉛」のサプリを摂るようになったら味覚、嗅覚障害が回復した、という方もよく見かけます。
また、「息切れ」。
これも、体力を激しく消耗したことにより、心臓が疲れている状態なんだと思います。
確かに私も、しばらくは「動くとすぐ息が切れて疲れる」という状態が続きました。
ただ、長くは続きませんでした。
確かに疲れるけど、「そこで怖くなってさらに動かなくなる」というのだけはだめだと思ったので、無理のない範囲で少しずつウォーキング量を増やしていき、気が付いたらもとに戻っていたという感じです。
「長く続く咳」
これは夫がそうでした。
夫は私よりも回復が早かったのですが、「体温調整がうまくできない(汗が突然噴き出て止まらない)」、「咳が続く」という状態がしばらく続きました。
ちなみにこの「咳」と「体温調整のおかしさ」は、発熱時には全く出ず、熱が下がりきってから出てきたものでした。
ほんと変な風邪ですよね。
夫の「咳」については、単純に「気管の炎症」だったのだろうと思います。
なぜ発熱後に?とは思うのですが、やはり高熱により免疫が下がり、弱い所に炎症ができやすくなったのだろう、と思います。
私の後遺症その2、歯痛(歯の根っこに細菌が入って炎症)
夫の咳に関しては、まずビタミンCを大量に与えました。
我が家ではサプリを色々飲んでいるのですが、その中にビタミンCもあります。
「リポスフェリックビタミンC」という、「飲む点滴」といわれてるくらいの人気サプリ、私たちは普段1日1包飲んでいます。
けれど風邪の期間は、1日3包飲んでました。
ビタミンCは、炎症を抑えるのに特に大切な栄養素。
風邪の予防にはビタミンC!風邪のときはビタミンC!なんてよく言いますよね。(笑)
ビタミンC、ほんとめちゃくちゃ大切です。
話を戻しますが、夫の咳には、さらに「胸と首にビックスヴェポラップ」を塗りました。
これ、鼻づまりの時に塗るものですが、スースーして胸の方まで気持ちいいんですよね。
夫は、横になる、つまり寝るときに特に咳がひどかったのですが、ヴィックスを塗ると楽になってよく眠れる、と、こちらの「咳」も、気が付いたら治っていた、という感じでした。
ここまでで結局何がいいたいかというと、「コロナ後遺症」といわれているものののほとんどが、
「高熱による免疫力、体力低下と栄養不足からくるもの」
なのではないか?
と、私は思ったということです。
つまり、コロナ特有の後遺症ではなく、インフルエンザやノロウイルスなど、高熱が出て激しく免疫力力が低下するものなら、どれでもなる可能性があるんじゃないか、そう思うんです。
いや、新型コロナが流行り出してから聞くようになった症状じゃないか!
今までさんざんインフルエンザは流行ってきたけど、インフルエンザ後遺症なんて聞いたことない!
と思われる方もいるかもしれませんが…
そんなことないです。
私も色々調べてみたり、過去のいろんな方のブログをあさってみたりしましたが、
「インフルエンザの後に味覚障害、嗅覚障害になった」
「倦怠感がずっと抜けない」
「ひんぱんに咳が出るようになってしまった」
新型コロナの前から普通に見かけます。
今、「コロナ後遺症」と騒がれているのは、結局みんなが騒いでいるから。
高熱の後になにかしら症状が残るのは、昔から変わらないんです。
「新型コロナ」=未知のウイルス!怖い!
という風潮はいまだに感じられますし、ネットでも恐怖をあおるような記事が多いですよね。
私はテレビを見ないのでテレビの方は知りませんが、テレビのあおりなんてきっともっと酷いのは簡単に予想がつきます。
あ、ただ、私は、「コロナはただの風邪!」という意見でもありません。
私の考えは、「少し重めの風邪、つまりインフルエンザみたいなもの」という認識です。
「コロナは未知のウイルス!」と、「ただの風邪でしょ?」の中間だと思います。
まぁそもそも、「ただの風邪」という表現自体あまり好きではありません。
風邪は怖いものです。
治療法が確立されていないし、特に体力のない方や免疫力の低い方は、こじれると命にもかかわります。
だからといって、新型コロナばかり「未知のウイルス!怖い!みんなマスクしろ!消毒しろ!」と、特別視するのも極端すぎるのでは…と思ってしまいます。
話を戻しますが、
「コロナ後遺症は、症状が長く続く人がいるじゃないか!1年以上苦しんでいる人だっているんだぞ!」
というような意見を、コロナは怖いvsコロナはただの風邪 論争の場で見ました。
うーん、これも繰り返しになりますが、「インフルエンザで後遺症が残り、今も辛い思いをしている」という方、見かけます。
この「長く続く後遺症」こそ、「自律神経失調症」によるものではないか?
と私は思うんです。
長くなりすぎた…
続く!