コロナ?インフルエンザ?…っぽい何かにかかった時の話をしてみる

先月、9月の頭、コロナっぽい何かにかかりました。
その時の話を思い出しながら書いてみます。

はじまりは夫でした。

金曜の夜、2泊3日の海外出張から帰ってきた夫。
「あー、なんだか頭が痛い」と。

ただ、夫は軽い頭痛持ち。
飲み会とか出張で疲れたときなんかは、だいたい頭痛になります。
この日も、必殺・バファリンを飲んだらすぐよくなってぐっすり眠れたとのこと。
翌朝も「う~ん、また頭痛い…」と言っていましたが、やはりバファリンですぐよくなって、食欲もモリモリで元気いっぱいだったので、「きっと出張疲れだね~」
なんて特に気にしていませんでした。

そしてこの日は朝から大事な予定が。
マンションの内装を決める打ち合わせのため、東京へ行かなくてはなりませんでした。
担当さん曰く、マンション引き渡しまで日数がないので、今日丸1日使って決めるとのこと。

さて、無事東京に到着、打ち合わせは順調に進んでいました。
お昼もがっつりラーメンを食べ、コーヒーを飲み、打ち合わせ後半戦も余裕…

と思いきや。

なにか夫の様子がおかしい。
夕方、最後のクロスを決めるとき、
「なんかすごい頭痛くなってきた…。背中と腰も痛くて、体が冷たい」

…ん?ちょっとこれってヤバくない…?
と夫の手を触ったら、本当にすっごい冷たい…、氷みたい。
顔色もどんどん悪くなってきてる。

これはあかんとクロスはさっと決め、打ち合わせ終了させ、すぐ帰宅することに。
ただ必殺バファリンでまた回復し、食欲はモリモリの夫、「どこかでご飯食べていこー」なんて言っていましたが、ここはさすがにお弁当を買って直帰しました。

さて帰宅後熱を測ったら…

38.8℃…

ワーオ。

「すげー!俺よく動けてたね!」なんて笑いながら肉盛りそばをガツガツ食べ、ゆっくりのんびりお風呂につかる夫。(彼はお風呂に入らないと死ぬ病気です。)
ほ、本当に熱あるの…

ただ、バファリンが切れるとダメなようでした。

夫の症状は、高熱、関節痛、背中、腰の痛み

ただ熱は高かったものの、熱の症状は特に辛くなく、「本当に39℃もあるの?体温計壊れてない?」
なんて言っているくらいでした。

辛かったのは、背中と腰の痛みだったそうです。
でも風邪だと思わず、バファリン(解熱剤)を結構飲んでしまっていたので、その後は熱が上がりきるまで薬の服用は止めるよう言いました。

熱が上がってるってことは、体の中で免疫細胞がウイルスと戦っているという事。
そういう時に薬で無理やり熱を下げるのはダメ!

と、私の亡きおばあちゃんからの教えからです。
(ただ、熱が高すぎて辛いときは我慢しない方がいいと思います!)

体が耐えられそうなら、熱が上がりきるまでひたすら体を温める。
上がりきったら、わきの下や首、鼠径部等のリンパを冷やして熱を下げていく。

夫の熱は、39.2℃がマックスでした。
その後リンパを冷やし、とにかく安静に、水分を取らせて寝かせて。
背中、腰の痛みが強いというのでカロナールを2度ほど飲ませました。

そしたら、土曜の夜に発熱したのが、月曜の朝には37.3℃まで下がりました。
背中、腰の痛みがまだ残っていたようですが、薬を飲むほどでもないと。

まぁその日の昼には平熱になり、夫はほぼ完治。
「お腹すいた、かつ丼食べたい」などどほざいておられました。(笑)

熱が高かった時も食欲は全く落ちなかったため、私が準備してたおそばやうどんでは物足りなかったようです。

そんなわけで夫は、辛かったのは背中、腰の痛みのみ。
病院に行くこともなく、2日ほどで回復しました。

そして私ですが…
夫が発熱してからも、特に隔離などすることなく普通に一緒に食事をし、アルコール消毒等もせず、いつも通り過ごしていました。

…だって、土曜に打ち合わせに行ったとき、お昼のラーメン交換したり、コーヒー交換したり、一緒のペットボトルの水を飲んだり、ずーっと至近距離で話してたり…

確実にうつってるだろうからと諦めていたからです。(笑)

さー、そしたら来た来た。
夫が回復し、「かつ丼食べたい!」などとのたまった数時間後、月曜の15時ころですね。

今までに経験したことのないような激しい寒気が…!!!

あ、こりゃ来たアカンアカンとすぐベッドに入りましたが、さ、寒い!
とにかく寒い!!!
ちなみにこの時は9月頭でしたが、まだまだ酷暑真っ只中でした。

冬用の裏起毛のパーカー、ズボンを引っ張り出し、暖房を入れて、毛布を2枚かぶっても止まらない寒気。
2時間後くらいにやっとおさまり、熱を測ったら…

39.5℃どーーーーーーん!!!!!!

私、ずっと原因不明の体調不良(正体は線維筋痛症)に悩まされていたので、昔から健康には本当にめちゃくちゃ気を使っていたんです。
そのおかげかは分かりませんが、私も夫も、もう何年も風邪なんて引いていませんでした。
記憶にある最後の風邪も、喉が少し痛くなったという程度で、寝込むほどのものではなく。

熱が出る風邪なんて本当にウン十年ぶりかもしれません…💧
しかも私の覚えてる熱の最高温度は38℃前半
39度台の熱は多分人生で初めてだと思います。

まぁ、私の熱はこの39.5がマックスだったようです。
寒気がおさまって、今度はドクドク汗が出てきたので、冷却に変更。
体のあちこちに冷えピタと保冷剤を装着しました。

私の症状も夫と同じ、腰、背中の痛みと関節痛。
あと、ときおり「ツキーン!」と、刺すような痛みが体のあちこちで起きました
でも熱や痛みは、実はそんなにしんどくはなかったです。
それこそ夫が言っていた、「39度の熱ってこんなもん?」という感じで。

…というか、線維筋痛症のあのマックスの時の痛みと比べたら、風邪の痛みなんて本当に屁みたいなもので…
あの痛みを乗り越えたと思うと、なんか大概の痛みは耐えられる気がします。

それよりも、私がこれはキツイ!と感じたのは、
動悸!
これでした💧

私はもともと頻脈気味(脈拍100/分くらい)なんですが、この時は130超えてました💧
もう全身が心臓みたいになって、ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク!!!

やかましくて寝れんわ!
って1人で突っ込んでました。

(ちなみにこの時夫と2人でコロナ検査をしましたが、2人とも陰性でした。)

ただ、翌日、火曜には動悸もだいぶおさまり、熱も38.5℃に。
激しい動悸のせいかだるさはありましたが、夕方には37.5℃。
この時くらいから、左の喉の上の方?から左耳にかけて痛みが少し出てきました。
ただ、「唾をのみ込むと痛い!」というほどではない、かるーい痛みです。
この喉上?から耳の痛みは5日ほど続きました。

さらに翌日、水曜には平熱に戻り、風邪自体はほぼなおったと思います。
ちなみに夫はすでに元気に出勤していました。

そんな訳で、私も夫も、「コロナっぽいけど陰性だった風邪」は、
高熱、頭痛、背中・腰の痛み、関節痛
が主な症状で、2日ほどで病院も行かず回復しました。
そういえば、私に至っては、解熱剤も使いませんでした。

はー、大事に至らずよかったよかった…

で終わりたいところですが、実は終わりませんでした。(笑)
実はこの風邪騒動、風邪よりも「その後」の方が大変だったのでした…!

続く!!